雪の音

君の大好きな雪が降ったよ
きっと今頃どこかで笑ってる

君は君のため祈った
今は誰かが降らせているだろう…

舞い降りてくる雪の粒は
君と過ごした日々のかけら
アスファルトに消えてしまう 僕たちの記憶

街は銀の色 音のない白
君は聞こえると言った 雪の声

立ち止まり ひとり耳を澄ます
こんな小さな音 聞いていたの…

僕の肩に降りた雪を
なぜかいとしく感じていた
君は今も僕の中で降り続いている

今夜もまた 雪の君は
僕の手のひらで消えてしまう
ずっと笑っていてほしいから
雪よ 止まないで

君は今も僕の中で降り続いている